3Dプリンタだからこそ設計変更が簡単にできます
DXモールドの部品は3Dプリンタで作ります。
3Dプリンタを使う最大のメリットは「出力のしやすさ」です。マシニングセンタなどの大きな設備を必要とせず、3Dデータさえあればすぐに製品が完成します。
さらに自動で24時間稼働してくれるため、時間を最大限有効活用することができます。
この特徴があるからこそ設計変更に柔軟に対応できます。
設計変更が簡単にできる理由
材料を手配する時間がかからない
3Dプリンタはどの様な大きさの製品を作る場合でも材料の形状は同じです。そのため、これまでのように発注が入ってから材料を手配するということをせずに、常に材料をストックしています。
マシニング加工の場合、製品の大きさに合わせてベース材料を手配するところからスタートするため、材料が届くまでにどうしても時間がかかってしまいます。
3Dプリンタは棒状の材料から出力するため、製品の大きさによってベース材料の大きさが変わることはありません。発注が入ったらすぐに出力できることが3Dプリンタを使う大きなメリットです。
どれだけ複雑な形状でも出力の手間は変わらない
3Dプリンタの出力時間は形状の複雑さではなく大きさで決まり、主力の手間は変わりません。
マシニング加工の場合、設計変更があるとプログラミングの変更、工具選定などの大きな手間が発生します。それゆえ、設計変更をするためにはコストと時間がかかります。
3Dプリンタの場合でももちろんコストはかかりますが3Dモデルを編集するだけで製作できるため、マシニング加工に比べると大幅に安く提供でき納期も短くなります。
この手間のかからなさも3Dプリンタを使うメリットの1つです。
マシニングセンタや作業者の準備が不要
3Dプリンタは動作までの下準備はほとんど必要なく、さらに専用の作業者をつける必要もないため、すぐに加工をスタートできます。
マシニング加工の場合、加工機が空いていたらすぐに使えるというわけではありません。設備のメンテナンス、加工の段取り、そして専用の作業者が必要になります。特に作業者の手配はシビアです。加工スケジュールが決まっている中で突発の仕事は入れづらく、入れる場合は他の加工をスケジュールし直さなければなりません。そのため、設計変更が入ったとしてもすぐに対応できないケースがほとんどとなってしまいます。
3Dプリンタの場合は加工機が空いていさえすればすぐに加工開始できるため、設計変更にも迅速に対応可能です。
モデルの変更だけで済む
3Dプリンタの最大の特徴はモデルを変更すれば、あとはすべて自動で対応してくれるということにあります。マシニング加工のように加工するさいの手間は一切かかりません。
そのため、急な設計変更や製品の改善のための変更にも何の問題もなく対応可能です。
弊社は3Dプリンタを最大限活用して、作りきりの鋳造模型ではなく、改善しやすい鋳造模型を提供しています。
DXモールドのメリット一覧
設計変更がしやすい
単純形状でも複雑形状でも大きさが同じであれば加工時間はほとんど変わりません。設計変更も簡単に行なえます。
歩留まりの改善
鋳造方案を簡単に変更できることで歩留まりを向上させることが出来ます。
低コスト、短納期、高品質
マシニングセンタを使わないことで低コストと短納期を実現し、特殊な3Dプリンタを使うことで高品質を保証しています。
製品の長寿命化
特殊樹脂を使うため、木やケミカルウッドと比較すると寿命は長くなります。
修理しやすい
3Dプリンタですぐ修理部品を出力できます。マシニング加工と比較すると納期はかなり短くなります。
環境負荷の低減
必要な部分しか材料を使わないため産業廃棄物はほとんどでません。消費電力も少なく、環境負荷を低減できます。
DXモールドにご興味ある方はお問い合わせください
ダイモール式3Dプリント鋳造模型、DXモールドは鋳造模型の作り方を根本から変える新しい工法です。
製品メーカーや鋳造メーカーにとっても多くのメリットがございますので、ご興味ございましたらお気軽にご相談ください。